2011年07月04日
子どもと学ぶ・子どもに学ぶ
7月2日(土)、那覇で南九州大学・沖縄教育講演会があり、
行ってきたのでちょっとご報告。
南九州大学・人間発達学部のBlogによると、
沖縄県内の教育および園芸・造園の現場に、多くの人材を輩出してきたのですね。
お~!!!
沖縄とは縁のある大学なんですね。
今回の講演会は、昨年度開設された人間発達学部が主催する教育講演会です。
講演会の内容は、
「子どもと学ぶ・子どもに学ぶ」-子どもの主体性を育む家庭・学校・地域-
というタイトルのもと、2名の先生がお話されました。
--------------------------------
【第1部 子どもの発達 (講師:澁澤 透/教授)】
子どもたちのいまと子育てについて -自己肯定感を高める子育てに向けて-
--------------------------------
子ども達の自己肯定館の低下の原因と解決に関するお話です。
子どもが、自分自身が親にとって自慢の子どもであると自覚している子は
世界でみると日本はだいぶ低い数値らしいです。
でも、決して親は子どもを自慢できないダメな子と思っている訳ではなく、
やっぱり自慢の子どもだと思っているんだけど、
それが子どもに伝わっていないという結果らしいです。
言わなくても分かる、以心伝心の文化、空気をよむ文化ってありますが、
人と人との会話というのは重要ですね。
子どもって、大人が子ども扱いしたら子どもだけど、
対等な立場で話すと人間同士だなぁって感じます。
子どもだからと言って、話してもわからないという意識ではなく、
きちんと向き合ってお話することが大切なのかなと、先生のお話を聞いてて考えました。
久し振りにプリントと照らし合わせながらお話聞いていると、
大学の授業とか思い出して、ちょっと新鮮でした。
目の前のお水が少なくなると、コップにお水を注いでくれる人がいるのは大学とは違いましたが。
--------------------------------
【第2部 環境教育 (講師:遠藤 晃/准教授)】
子ども主体の環境教育が育むもの -沖縄での教育実践から見えてきたこと-
--------------------------------
遠藤先生のこれまでの活動をメインにお話が進められました。
ケラマジカって、鹿児島から琉球に持ち込まれた歴史があるんですね。
その後、元いた土地とは違う土地に移動した鹿が
どのように変化したかは時間が、歴史が証明する。
これだけでも、ケラマジカに興味津津です。
そのシカに興味を持って個人的にシカのことを調べていた小学生との出会いがきっかけとなり、
遠藤先生と沖縄での活動が始まって行ったのですね。
最初はシカの研究者としてあれこれ教え過ぎた、という遠藤先生が
10年以上子どもたちと関わっていく中で、
子どもの主体性を育むために大人がどう接していくべきか
実体験に基づいた「大人のあり方」をお話されていました。
遠藤先生のお話を聞いていて、大学のときにお手伝いしていた
てぃ~だキッズというところでの自然体験プログラムのことを思い出しました。
山や川や海で遊んだり、本部でお泊りしたり、自然の中で遊ぶのですが、
子どもは本当にいろんなものをみているし、
自然の中では子どもたちはいつもの自分から解放されます。
もちろん大人も解放されるのですが、解放されたときの子どもの変化って大きいなって
毎週毎週ひっそり感動していたことを思い出しました。
ケラマジカのことを研究する子どもたちも、きっとめちゃくちゃ解放されてて
楽しくて仕方ないんだろうと想像しました。
勉強って知りたいという欲求から始まらないと意味ないですね。
楽しい講演会でした。

行ってきたのでちょっとご報告。
南九州大学・人間発達学部のBlogによると、
沖縄県内の教育および園芸・造園の現場に、多くの人材を輩出してきたのですね。
お~!!!
沖縄とは縁のある大学なんですね。
今回の講演会は、昨年度開設された人間発達学部が主催する教育講演会です。
講演会の内容は、
「子どもと学ぶ・子どもに学ぶ」-子どもの主体性を育む家庭・学校・地域-
というタイトルのもと、2名の先生がお話されました。
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【第1部 子どもの発達 (講師:澁澤 透/教授)】
子どもたちのいまと子育てについて -自己肯定感を高める子育てに向けて-
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子ども達の自己肯定館の低下の原因と解決に関するお話です。
子どもが、自分自身が親にとって自慢の子どもであると自覚している子は
世界でみると日本はだいぶ低い数値らしいです。
でも、決して親は子どもを自慢できないダメな子と思っている訳ではなく、
やっぱり自慢の子どもだと思っているんだけど、
それが子どもに伝わっていないという結果らしいです。
言わなくても分かる、以心伝心の文化、空気をよむ文化ってありますが、
人と人との会話というのは重要ですね。
子どもって、大人が子ども扱いしたら子どもだけど、
対等な立場で話すと人間同士だなぁって感じます。
子どもだからと言って、話してもわからないという意識ではなく、
きちんと向き合ってお話することが大切なのかなと、先生のお話を聞いてて考えました。
久し振りにプリントと照らし合わせながらお話聞いていると、
大学の授業とか思い出して、ちょっと新鮮でした。
目の前のお水が少なくなると、コップにお水を注いでくれる人がいるのは大学とは違いましたが。
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【第2部 環境教育 (講師:遠藤 晃/准教授)】
子ども主体の環境教育が育むもの -沖縄での教育実践から見えてきたこと-
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遠藤先生のこれまでの活動をメインにお話が進められました。
ケラマジカって、鹿児島から琉球に持ち込まれた歴史があるんですね。
その後、元いた土地とは違う土地に移動した鹿が
どのように変化したかは時間が、歴史が証明する。
これだけでも、ケラマジカに興味津津です。
そのシカに興味を持って個人的にシカのことを調べていた小学生との出会いがきっかけとなり、
遠藤先生と沖縄での活動が始まって行ったのですね。
最初はシカの研究者としてあれこれ教え過ぎた、という遠藤先生が
10年以上子どもたちと関わっていく中で、
子どもの主体性を育むために大人がどう接していくべきか
実体験に基づいた「大人のあり方」をお話されていました。
遠藤先生のお話を聞いていて、大学のときにお手伝いしていた
てぃ~だキッズというところでの自然体験プログラムのことを思い出しました。
山や川や海で遊んだり、本部でお泊りしたり、自然の中で遊ぶのですが、
子どもは本当にいろんなものをみているし、
自然の中では子どもたちはいつもの自分から解放されます。
もちろん大人も解放されるのですが、解放されたときの子どもの変化って大きいなって
毎週毎週ひっそり感動していたことを思い出しました。
ケラマジカのことを研究する子どもたちも、きっとめちゃくちゃ解放されてて
楽しくて仕方ないんだろうと想像しました。
勉強って知りたいという欲求から始まらないと意味ないですね。
楽しい講演会でした。

Posted by 21COCEF at 16:48│Comments(0)
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