「アイランディア 島の子どもたちとともに」の南九州大学・人間発達学部の遠藤です。
私たちは、座間味村の阿嘉小学校、慶留間小学校で活動を続けています。
宮崎県の御池(みいけ)小学校では、慶留間小学校の実践研究の成果を受け、
今年度から総合学習でシカの研究が始まりました。
子どもたちの研究はどんどん進み、いろいろな面白い結果がでてきました。
そこで、ふたつの学校をインターネット会議システムでつなぎ「アイランディア・子どもシカ会議」を
開催することにしました。
このインターネット会議は沖縄県教育委員会の「美ら島e-net」および宮崎県教育委員会の
「ひむかネット」の会議システムを利用させていただいています。
今回は、宮崎県のシステムで両校をつなぐテストを実施しました。
午後4時。慶留間小学校の大型ディスプレーに御池小学校の子どもたちが写し出されました。
御池小学校のディスプレーにも慶留間小の子どもたちの姿が鮮明に映し出されました。
子どもたちは互いに自己紹介をし合い、お互いの地域や学校のことを伝え、質問します。
慶留間小:「そちらの気温は?」「学校にシカは来ますか?」「今、クジラが島の近くに来ています」・・
御池小:「シカが泳ぐって本当ですか?」「半袖で寒くないのですか?」「新燃岳の噴火のとき大きな石も飛んできました」・・
子どもたちの話は尽きません。しかし、今日はここまで。
会議本番は2月17日の午後。
どんなやりとりになるのか、いまから楽しみです。
インターネットによる「アイランディア・子どもシカ会議」の様子については、あらためてご報告いたします。